2月、真冬、昨日は満月。美しい時間を過ごしています。 現在、大阪音楽大学短期大学部作曲デザイン・コースのPVを作成中です。 今日は、担当教員がそれぞれコースについて語るシーンを撮影しました。 また別日にも撮影があります。
できあがりがとても楽しみです! (撮影風景を写真に収めるのを忘れてしまった。。) ーーーー さて、先日ご案内しました、2/29(土)の「PARKS KIDS ENSEMBLE(PKE)こどものための音楽ワークショップ」ですが、
おかげさまで、定員に達しましたので、今回は締め切りとさせていただきます。
お申し込みの皆様ありがとうございます! 今年度(2019年度)内に、あと1回、うまくいけば2回はまたワークショップを実施したいと考えていますので、ご関心をお寄せ下さっている方は、是非続報をお待ちいただけますと幸いです。 ーーーー 先日、とある音楽家のお子さんと話す機会がありました。 朴「ピアノやってるの?」
子「うん」
朴「ピアノ好き?」 子「好きじゃない」
それまでおっとりだった彼が、即答で首を横に振ったもので、 思わず笑ってしまいました。
きっと、今ご活躍中の音楽家の多くは同じような幼少期を経てきたのかもしれません。
何より、音楽の実践というのはそもそもがとても技術的なことなので、それなくして音楽表現というのはすぐに頭打ちだ、ということも理解しますし(そうじゃない音楽の世界もありますが。)、幼少期の鍛錬がのちに生きる例は数多く見てきています。 しかし、ここで問題は、「好きじゃない」と言われちゃっていることです。
音楽とこどもの関係が相思相愛じゃない。 まるで、親に言われるがままに許嫁(いいなづけ)と付き合わされているようなものです。 付き合っているうちに、好きになってくることもあると思いますが、やはりそのプロセスは、こどもの自由な精神に立脚していないと思います。
こどもは本来、自然と音にも光にも形にも感触にも匂いにも興味を示し、恋するように好奇心のままにそのものたちと戯れるはずです。 もちろん、「型」が必要なこともあります。PKEでもある程度僕が主導することもあります。
それは、こどもが音楽の海で迷子にならぬよう、区切りをつけてあげるようなものです。 こどもと音楽の戯れを阻害するわけではない。
逆に、こどもが「音楽楽しい!」「ピアノ楽しい!」となっていれば、どんなにタフな練習もありだと思います。
PKEは、こどもたちが「音楽好き?」ときかれて即答で「好き!」と言ってくれる活動を目指します。 (写真は、現在作曲中のクラリネット四重奏曲。)
