ララバイ・レクイエム

明日、6月23日に、私が常任指揮を務めます大阪朝鮮吹奏楽団の定期演奏会が開催されます。

プログラムには、去年韓国・済州島の漢拏ウィンドアンサンブルの委嘱作品として作曲・発表しました、4・3事件70周年の為の《レクイエム〜ノブンスンイのこども墓地に捧げる弔歌》を再演しますが、この演奏会を機にタイトルを《ララバイ・レクイエム》と変更しました。 変更の理由について、当日掲載のプログラムノートより抜粋してご紹介します。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 初演時のタイトルは「レクイエム」でしたが、金升澤(キム・スンテク)音楽監督によって、4・3一連の殺戮の中でも特に大規模で凄惨だったノブンスンイ地域の小学校校庭での大虐殺にストーリーが絞られ、「ノブンスンイの子ども墓地に捧げる弔歌」という副題が付けられました。(金監督ご自身がこの地域ご出身の4・3当事者です。)
 日本でも近年、特に子どもたちの幼く尊い命が奪われる悲しい事故や事件が多く発生しています。そこで、元のテーマからより不偏性と汎用性を持たせて、特に子どもたちの為の鎮魂の音楽として、その後《ララバイ・レクイエム》とタイトルを改めました。
 大切な人の名前を呼ぶようなイメージで生まれたモチーフのレクイエムの後、後半には済州島の子守唄(ララバイ)が聞こえてきます。やがて、レクイエムの悲しいモチーフも子守唄の優しい響きに織り交ざり、天に召されます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ということで、《ララバイ・レクイエム》は大切に奏で、大切に皆さんと共有したい曲です。 この後、このレクイエムの意志をたずさえてより多くの方々と鎮魂を共にできるように 広めていきたいと考えています。 明日、お近くの方は是非ご来場くださいm(_ _)m


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