息子のピアノレッスンで導入されているメソッド、バスティン。
その特徴を紹介します。 (+実際にレッスンされる先生のアプローチも入っていると思います)
・ピアノ初学者にとって難関である「読譜」から入らない、
(「プレリーディング」のアプローチが丁寧で多彩)
・ピアノの概念と音の概念を丁寧に解説、実践する。 (鍵盤の並び、音の高低等) ・最初からピアノの鍵盤の端から端まで体験する。 (一般的には中央ド付近でのレッスンがしばらく続く)
・指の身体的運動もケアしている。 (指の運動、手の形を早期に適正に導く)
・英語での音名も覚える。 (将来的にコードネームにつながる)
・音の高低や左右の手のポジションが表記された画期的な「楽譜」 (五線譜から入らず、より子どもが直感的に入れるグラフィック)
・手のポジション習得で、鍵盤を見ずに楽譜が追える。 (指と音の連動を先にマスターすると楽譜を見る余裕ができる) ・音名や指番号、歌詞で歌いながら弾く。 (指と音の組み合わせの理解と同時に、音楽としての充実、音感にも繋がるかと)
・先生の補助伴奏だけではなく、専用のカラオケ音源と合わせることも。 (アプリでDL。現代的!)
・最初から左右の手を使う。 (従来のように左手やヘ音記号は後の方に出てくるということがなく、バランスが良い)
・いくつかの手のポジションをこなせば、比較的楽に移調が可能になる。 (楽典的理解からではなく、フィジカルから達成することで移調のハードルを下げている) 等。 これらは、他の楽器や世代の音楽教育にも通じるヒントにもなると思います。 僕が常々思ってて実践していることと同じようなアプローチもあって、それは自信にもなります。 ちょうど新年度で楽器を新しく始める子ども、学生も多いと思いますし、
読譜が苦手な子もいますので、うまく活かしていきたいです。 そして、具体的方法もそうですが、その山に登るための切り口、 或いは、どこを「山」としているかというゴール設定、などが大事なことだと思います。
息子とももちろん、これから楽しく家でも積み重ねていこうと思います♪
