《桃太郎バンド》と《ナイルの守り》と私


日本ウインドアンサンブル《桃太郎バンド》のアニュアルコンサートに伺いました。


内容についての細かいレビューは、後日発売のバンドジャーナル誌に執筆予定なので、ここでは書きませんが、プログラムだけざっと眺めてみても、

<第1部>

イギリス民謡組曲(R.ヴォーン・ウィリアムズ) フランス組曲(D.ミヨー) <第2部> 旧友(C.タイケ) ナイルの守り(K.アルフォード) 祝典行進曲(團伊玖磨) スポーツショー行進曲(古関裕而) 行進曲「春」(福島弘和) 海を超える握手(J.P.スーザ) サーカス・ビー(H.フィルモア) <第3部> 第二組曲(R.ジェイガー) 吹奏楽のための組曲(兼田敏) と、かなり意欲的且つ特徴的で、音楽的にも吹奏楽史的にもアカデミックなプログラムであることがわかります。 組曲と行進曲の特集で、組曲にも3〜4曲ずつ違うキャラクターの曲が並び、行進曲も全てスタイルが違いますので、一夜でかなり多彩な音楽を楽しめました。 内容は来月発売のバンドジャーナル誌をご覧いただくとして、個人的に聴けて嬉しかった曲を挙げますと《ナイルの守り》です。 高校時代に鬼のようにやりたおした曲です。 色んなパレード行事でも毎回オープニングで演奏していました。 その日のパレードで演奏する曲のラインナップが、隊列を組んだ状態でDM(ドラムメジャー)から先頭のトロンボーンに伝えられそのまま隊列の後ろまで伝言していくのですが、例えば、「ナイル、星条旗、15、16です」みたいな感じで伝言していきます。 「星条旗」は言わずと知れた《星条旗よ永遠なれ》、15と16は、キングのマーチ集の15番と16番を指します。 僕らの時代は大体「ナイル、星条旗、15、16」か、「ナイル、大空、15、16」が定番でした。 で、毎回ナイルは先頭バッターなのです。 ナイルのイントロ4小節演奏後第1テーマの所から行進がスタートします。 行進前の合図でDMはホイッスルで「ピーッピ!」と吹きます。 とにかくナイルはパレードのオープニングで頭に染み付いているので(今も全部暗譜しています!)、桃太郎バンドの演奏でも、イントロで「レーレレド#ファ、タタタン(S.D)ミーミミレ#ソ、ザー(S.D)、ラ レーレーレミファソラ レ ミーー」の最後の「ミーー」のところでは脳内で勝手にDMの「ピーッピ!」のホイッスルが付け足されていたことに自分でも驚きました(笑 人生の節々に音楽が寄り添っていると、その音楽を聴いただけで人生まで蘇ってくることは、音楽の素晴らしいところの一つですね。 来月のバンドジャーナルよろしけばご覧ください! 桃太郎バンドの皆様、素敵な演奏会をありがとうございました!


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