ラグビー好きなので、よく観戦します。
フィールドを俯瞰で観たときに、自分なりに状況を把握しようとします。
テレビやパソコン配信で観るときは、プロの解説者が逐一状況を説明してくれます。
ラグビーは、結構ルールや反則が多岐に渡ることもあり、ラグビーを知らない人から見たら何をしているのかあまりわからないです。
だから、解説はとても頼りになります。ボールを追いかけていたら、その他のところでの動きなどはやっぱり見えてないことが多く、解説で初めて気づくことも多いです。
解説者が丁寧に、こうなってああなってこうきたから、ここの今のプレイに繋がったとか、
ほぉ〜、と頷くわけです。
ラグビーの試合で目の前で繰り広げられている状況は誰の目からも平等な筈ですが、観戦者のラグビーに対する経験値や造詣で、読み取れる情報の質量は大きく違います。
考えてみると、たとえばきっと楽譜、フルスコアを眺めるときなんかも、同じようなことで、人によって差が出るのだと思います。それが指揮者なら、その指揮者によって楽譜から受け取る情報の質量が違う、次のアクションも違う、ビジョンの描きかたも違うしアプローチも違う。だから音楽も違ってきて当然ですね。
でもやっぱり、それは経験や専門技術がものを言いますので、その補填の助けになるようなラグビー中継の「プロの解説者」的なお手伝いが何かの形でできれば良いな、とふと思いました。
それが、整ってくれば、その後は、ビジョンやコミュニケーション、感性、人間力。それぞれの方が持ってるものがもっと活かされるだろうと思います。
今年は、6月に大阪音楽大学の吹奏楽フェスティバルでDAWを使った吹奏楽コンクール課題曲Vの分析を担当することが決まっていますが、それとは別に、何かセミナーか何かやってみようと思います。スコアリーディングのことなのか、楽曲分析なのか、その辺はまだこれから揉んでいきますが、僕がラグビー解説者の方の解説に、「ほぉ〜」となるように、皆さんに「ほぉ〜」と頷いていただけるような企画を実践したいと思います。 #作曲デザイン
