子どもに学ぶ音楽との自然な関係

年長児の息子が通う幼稚園で先日おゆうぎ会がありました。先月は別で外のホールを借りての「音楽会」もありました。

どちらも歌を歌う場面があったのですが、今回のおゆうぎ会では劇の場面で数人の園児がソロパートを任されました。息子もそのうちの一人です。日頃斉唱が多い幼児歌唱に於いて、貴重な各園児の独唱を聴く機会でした。


この園は、比較的どの園児も上手に歌っていますが、勿論個人差はあります。

ここでいう「上手に歌う」というのは、「音程、リズムが正しく取れていること」、更にアッパーになれば「充分な声量と響きで、旋律に抑揚(表現力)があること」とします。


私は、いくつかの幼稚園や保育園を定期的に周って同年代の子どもたちに接しているので、幼児の一般的平均的な歌唱を知っています。それに比べて客観的に聴いてもこの幼稚園はよく歌う方ですし、息子も上手です。(親バカではなく、専門家として客観的に判断して)


息子との生活を振り返って、特段これまで歌唱指導やソルフェージュを息子に施したことはありません。ただ、できるだけ一緒に歌い、一緒に踊り、音楽で“遊んで”います。

息子は、音楽に自然に触れる中で、言葉のように自然に会得してしていったように思います。


保育現場でも、よく歌い、気持ちの良い声とリズム、時に伴奏で、“一緒に音楽を楽しんでいる先生”のクラスの子どもたちは、やはり比較的上手ですし、何よりやはり楽しそうです。先生の音楽的技術や素養も勿論あるに越したことはありませんが、先生の心身の状態により影響力があると言えそうです。 楽しく歌うことが技術面にも良い効果を生んでいるとも思います。


学生や大人の音楽教育現場では、「音程、リズムを正しく取る」、「充分な声量と響きで、旋律に抑揚をつける」ために、基礎練習や技術練習を沢山します。一方で、幼児に見るこの根本的な「音楽を自然に楽しむ」という心身の状態が、やはり先立つべき実存であると、子どもと触れ合う度に教わります。


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