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DAWのシェア率、日本と海外の違い

先日、作曲デザインコースのコース会議のために、各DAWがどの程度の割合でユーザーに使用されているのか調べました。


いろいろネットで調べると、沢山のサイトが「おすすめDAWランキング」みたいな形で発表しているのですが、その多くは主観的だったり感覚的だったりします。


そんな中、こちら日本最大級のDTMメディアサイト、Sleepfreaksさんのとられたアンケートは、きちんとした統計が出ていたので、こちらを参考にしました。 もう一つ、海外の事情も調べるために、アメリカのオーディオエデュケーションサイト、Ask AudioでとられていたVoteの集計も参考にしました。


ソース元

Sleepfreaks 最新のDAWソフトランキング2019 | DTMer 4226人に聞きました (日本、4226人の投票、複数投票可、2018年年末の投票) Ask Audio Top 12 Most Popular DAWs (You Voted For) (アメリカ(他の英語圏諸国のユーザーが入っている可能性も)30600人の投票、2017年の投票)


各記事に統計に基づいた詳細な考察が掲載されているので、ここでは割愛しますが、

どちらも、上位66%という数字で区切りのいい囲い方ができましたので、それで言うと、

日本では全体の66%がCubaseとLogicで占められ、 アメリカ他では全体の66%がAbleton Live、Logic Pro、Pro Tools、Cubaseで占められている、

と言えます。


Logic Proは、この中で唯一Macでのみ使用可能なDAWですので、それを考慮するとかなり高い率だと言えそうです。 日本でも海外でも人気の高いCubaseとLogic。業界シェアno.1と言われ、レコーディングスタジオなどで標準装備のPro Tools。この辺りが近年のDAWの主流と言えそうです。


ちなみに、私は楽譜仕事ではなくDAWベースで仕事をする時は、Logic Pro Xがメインです。(以前はCubaseでした。)先日の「こどものための新しいうたコンサート」で披露した「あさごはん」のオケもLogic Pro Xで作りました。

アメリカでAbleton Liveが最もポピュラーなのは、強いEDM文化に因るところが大きいと思います。

日本でも5位につけており、4位のFL Studioと共にこれからより存在感を強めるのではないでしょうか。 特に、私がAbleton Liveに注目しているのは、「MAX for Live」が開発、搭載されたことですね。 ※MAX=音楽や映像ようのプログラミング言語。音響操作によく使われる。 正直申し上げて、私はあまりMAXに明るくないので、Ableton Liveも導入して色々研究してみたいと思っています。 どちらのサイトも下位に他のDAWも載っています。 ご興味お持ちの方はどうぞチェックしてみてはいかがでしょうか? #DAW #DTM #作曲デザイン #大阪音楽大学 #2020年度





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